地域の現場で活躍するプロから情報発信!-vol.3-
浦安市は病気や介護が必要な状態になっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを最期まで続けられる環境づくりのため「在宅医療・介護連携推進事業」を進めています 。現場スタッフによるコラム連載の第3回は、生活全体を支えるコーディネーターである「ケアマネジャー」について、浦安市ケアマネジャー連絡会の大輪美保さんから紹介します 。
ケアマネジャーとは?
介護保険の認定を受けた人やその家族の相談役。
「住み慣れた自宅で、その人らしく暮らし続けるにはどうしたらよいか」を一緒に考え、ケアプランを作成します。訪問介護やデイサービスなどの事業所との調整だけでなく、市の福祉サービスや介護保険以外の自費サービスにつなぐなど、コーディネーターの役割を担っています。
通常は介護認定を受けた後ですが、「介護認定の申請方法がわからない」「退院後の生活に不安がある」といった段階から直接相談することも可能です。生活状況など踏み込んだ相談をすることもあるため、話をよく聞いてくれる、安心して相談できると感じられる人かどうかがポイントです。
在宅か施設か、中立に意見整理
介護の悩みは仕事との両立などさまざま。ケアマネジャーは介護する家族が無理をしすぎないことを大切にしています。過去には「すぐ施設に入居させたい長女夫妻と、自宅で見たい次女夫妻」で意見が分かれた際、ケアマネジャーが中立な立場で同席し、双方の思いを整理してすり合わせた例もあります。また、頑なに介護サービスを拒む親に、ケアマネジャーが世間話から始めて根気強く関係づくりを行い、「少しずつサービスを利用できるようになった」という例も。
親が元気なうちから始める「備え」
親が介護などが必要になったとき、どこで暮らしたいのか、最期をどう迎えたいかを、誕生日などの節目に少しずつ聞いてみるのもいいと思います。また、エンディングノートは自分らしく生き続けるための備えになることを伝えてみてはどうでしょうか。将来のための準備は、いずれ子世代にとっても自分らしく生きるための備えになります。










