介護職員の心を守ることは介護の安定継続に欠かせない
7月10日(金)、浦安市文化会館中会議室で、浦安市介護事業者協議会(北島学会長)の夏季研修会(講演会)が開催された。
同会では今年度、「介護職員の離職防止」を重点課題の1つとしており、今回の夏季研修会では職員のストレスマネジメントについて取り上げた。
講師は井戸和宏氏。井戸氏は高齢者介護施設での勤務を経て現在、介護事業運営の改善や人材育成コンサルタントとして活躍している。著書も多数。この日は「利用者・家族対応におけるストレスマネジメント」と題して講演した。参加者が実際にストレスチェックを行ったり、隣席の人とロールプレイをするなど、話を聴くだけでなく参加型の内容で、活気ある研修だった。
井戸氏は、利用者の家族との良好な関係作りのためには、家族が抱える負の感情を理解することが近道とし、具体的なアプローチ法なども紹介。また一方で、介護現場は「我慢する時代」から「職員を守る時代」へと変化していると述べ、現場の職員が抱えているストレスに気づいて、相談に乗ったり、場合によっては専門家に繋いだりする仕組みが必要だと解説した。
参加者の1人は「現場を知っている方のお話なので、『それ、それ!』と思ってしまうエピソードが多く、ひき込まれた。明日からでも実践できそうな内容で、とても勉強になりました」と感想を話す。
北島会長は「今日は主に中間層の職員向けの講演だった。介護現場の人材不足は大きな問題。今日の研修を介護職員たちのメンタルに寄り添い、長く仕事を続けてもらえる職場作りに役立ててほしい」と語った。











