地元浦安で音楽家として成長
日本最高峰のオーケストラ「NHK交響楽団(N響)」が、11月3日(祝)、浦安市文化会館でコンサートを開く。今年はN響創立100周年。節目を飾るステージでソリストを務めるのは、浦安市出身のクラシックギタリスト、岡本拓也さんだ。憧れの舞台への意気込みや地元への思いを聞いた。
「話をいただいたときは武者震いがしました。
でも、音楽と向き合う姿勢はどんな舞台でも変わりません。
全力で挑もうという強い気持ちでいっぱいです」と語る岡本さん。
今回が記念すべき「N響デビュー」となる。
■ギターとオーケストラが織りなす「アランフェス協奏曲」を
本公演で岡本さんが演奏するのは、ロドリーゴ作曲の『アランフェス協奏曲』。
「ピアノやヴァイオリンに比べ、ギターとオーケストラの共演は圧倒的に機会が少ないんです」。
それだけに、オーケストラにとっても貴重な共演となる。
「普段からオーケストラを聴き慣れている方にとっても、新鮮で特別な演奏を楽しんでいただけるはずです」と自信をのぞかせる。
■10歳で地域のギター教室へプロへの第一歩
岡本さんがギターを始めたのは10歳のとき。
小学校で配られたチラシを見た母の勧めで地域のギター教室へ。
その時持参したのは父が昔買ったけど弾かなかったという古いクラシックギターで「ほこりがびっしりで先生が驚いていました」。
何気なく始めたギターだったが、「やってみたらすごく楽しかった」と、練習を重ねるごとに上達。「高校時代は大人のコンクールでも優勝するようになった」と振り返る。そのころ、うらやす財団主催のライブシリーズ「Uスタイル」への出演を果たしている。当時弱冠17歳。その後、オーストリアへの留学でさらに力をつけ、2019年に帰国。以来ギタリストとして精力的に活動を続けている。
「Uスタイルやピュアクラシックコンサートなど、地元浦安で音楽家として育ててもらいました。
また、N響コンサートの企画に携わる方々の熱意があってこそ、このチャンスをいただけたと思っています。そして、浦安で忘れられないコンサートにしたい。ぜひ、楽しみにしていてください」と語った。
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