公開日: 2026年7月3日

「行徳塩つくり唄」を披露

行徳新聞
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行徳の歴史文化を歌で伝える

6月7日(日)、押切いこいの家で民謡発表会(四人の会、一三次会、行徳みんよう勉強会共催)が開催された。
塩の生産地として栄えた行徳の歴史を民謡で伝える「行徳塩つくり唄」や、かつて行徳で歌われていた「麦つき唄」などが披露された。

「行徳塩つくり唄」は、行徳みんよう勉強会の古川浩さんが創作したもの。
「行徳には塩田で働く人々の労働唄があったのではないか」と考えた古川さんは、地元史や古い民謡資料を調査したという。
しかし、それらしい唄は見つからなかったため、「各地の塩田跡や関連施設を訪ね歩き、
塩づくりに携わった人々の暮らしに思いを巡らせながらこの歌を作りました」。
歌詞の中で印象的なのが、お囃子の「五郎八茶飯(ごろっぱちぢゃわん)」という一節。
古川さんによると、「塩田作業は重労働で、5杯、6杯と食べても足りないほど働いた人々の暮らしぶりを表している」そうだ。行徳に伝わる昔話にも登場する言葉で、塩田で働いた人々の生活を今に伝えている。
また、「行徳塩つくり唄」や「麦つき唄」などが披露されると、三味線の伴奏に合わせて一緒に囃子を口ずさむ参加者の姿もあり、会場は大いに盛り上がった。
地元でコーラス活動を楽しむ女性は「麦つき唄は初めて聞いたが親しみやすかった。コーラスでも歌ってみたい」と笑顔で話した。
古川さんは「歴史は年表だけでは伝わらない。歌には当時の人々の息づかいや思いが残っている。
歌を通して行徳の歴史を知ってもらい、地域への愛着につながればうれしい」と話した。

発表会の参加メンバーたち(古川さんは後列右端)
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