市川市で暮らす、パパ(父)と、おっか(母)と、ごはちゃん(猫)と、私(武井怜)の日常の、漫画と文章です。
ちょっと気になる「ご近所さんの生活」を、我が家のでよかったら、見てもらえたら嬉しいなと思います。
第26話『洗濯ばさみがたくさんついているハンガーの話』
洗濯ばさみがたくさんついているハンガーの、洗濯ばさみが、割れて壊れます。我が家で使っている、洗濯ばさみがたくさんついているハンガーは、家のなかで使っているものがひとつで、ベランダで使っているものが、3つあります。家のなかで使っているものと、ベランダで使っているもののうちのひとつが、洗濯ばさみの色が、3色とか、4色くらいにわかれています。色がわかれていない、白い洗濯ばさみだけの、洗濯ばさみがたくさんついているハンガーの洗濯ばさみも壊れるのですが、色がわかれている、洗濯ばさみがたくさんついているハンガーの洗濯ばさみだと、赤い洗濯ばさみばかりが、割れて壊れます。私は、それを不思議だなと思います。おっかは、色素の関係で、赤は、太陽の光に弱いのかな、みたいなことを言っています。だけど、家のなかで使っている方の、洗濯ばさみがたくさんついているハンガーも、赤い洗濯ばさみばかり壊れます。おっかは、太陽浴びてないのにな、みたいなことを言っていたと思います。どうして、赤い洗濯ばさみばかり壊れるのか、本当のことは、わかりません。
壊れてしまった赤い洗濯ばさみは、全部、洗濯ものをはさむときにつまむところの、片方が割れています。だから、開かなくなって、洗濯ものを、はさめません。家のなかで使っている、洗濯ばさみがたくさんついているハンガーなら、赤い洗濯ばさみが壊れて、はさめなくても、割れていない片方の、つまむところに、パンツとかをひっかけたりできて、私は、たまに、そうしています。
我が家の、外で使っている、洗濯ばさみがたくさんついているハンガーの、赤い洗濯ばさみの位置は、はじっこです。だから、はじっこが使えないところが、何列かあります。洗濯ものは、洗濯ばさみがたくさんついているハンガーで干すときに、はじっこの洗濯ばさみと、反対側のはじっこの洗濯ばさみの、二か所ではさむものが多いなと思います。細長いタオルとか、Tシャツとかです。だから、はじっこの、赤い洗濯ばさみが壊れていると、洗濯ものをはさむ幅が、せまくなってしまいます。だけど、せまい幅の列で、タイツとか、細長すぎるタオルとかを干すのは、ちょうどいい場合があって、その計算がうまくいくと、うれしいなと思います。
<ご近所さんの生活>エッセイ漫画
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武井 怜
1988年生まれ。現在、両親と猫と千葉県市川市在住。動物、お笑い、海外のコメディ、甘いもの、お相撲などが好き。コミックエッセイ『気にしすぎガール~この世のあらゆる物事に気を遣いすぎる女の日常~』(KADOKAWA)発売中。