「バッハの時代の音色」奏でる市川の新しい文化シンボルに
山崎製パン株式会社は9月24日(木)、同社の総合クリエイションセンター内、飯島藤十郎社主記念LLCホール(市川市市川3)で、このほど完成した大規模パイプオルガンの内覧会を、報道関係者向けに開催した。
同ホールは453㎡、収容人数約300人。ここに幅9.4m、高さ13m、奥行き4.8m、2964本のパイプを持つパイプオルガンがおよそ8年がかりで完成した。

会田正久専務取締役は「創業の地、市川に文化で貢献したいと考え、パイプオルガン製作を進めてきた。百年単位の事業という思いで大切に育てたい」とあいさつした。
設計・製作した横田宗隆氏(横田宗隆オルガン製作研究所代表)は、スウェーデン国立ヨーテボリ大学研究員として北ヨーロッパの歴史的オルガンの修復に数多く携わってきた。そんな中、リトアニアの教会で1776年製の未改修のパイプオルガンに出合った。19世紀以降のパイプオルガンは改修を重ね、J.S.バッハが生きた18世紀の様式や音色を知ることはもはや困難だと思っていた。しかし、「そこにタイムカプセルのように残っていた」。横田氏はこのオルガンをモデルに様式と音色を追究。「国内で唯一、世界でも珍しいバッハの時代の音色を奏でられるパイプオルガンが完成しました」

奏者の湊さんと製作者の横田さん
当日はミニコンサートも開かれ、オルガン奏者の湊恵子さんがバッハ作曲の「G線上のアリア」「トッカータとフーガ」など3曲を奏でた。
同社は、ホールを地域の団体等の催しにも活用できるよう図る。また、毎週日曜日のLLC市川チャペルの礼拝(午前9時と同10時半)は一般入場も可能で、第2・第4日曜日の礼拝ではパイプオルガンが演奏される。
| 問い合わせ | TEL: 047-329-3110/山崎製パン㈱総合クリエイションセンター |








