車いすの人も簡単に着られる着物を市川市へ寄付
市川市出身の世界的なヘアメイクアーティスト・石渡チカさんから市川市へ「オールインワン着物」を寄付。9月13日(日)、デイサービス・クローバー本八幡で「着物寄付贈呈式」と、田中甲市長による「百歳高齢者訪問」が行われた。

石渡さんが開発した「オールインワン着物」は、車いすに座ったままでも簡単に着脱できるワンタッチ式。高齢者施設で働く友人からの依頼がきっかけで、「いつまでもおしゃれを楽しむ喜びを届けたい」という思いから生まれたものだという。「大好きな市川市に寄付できて感無量。本当にうれしい」と石渡さんは満面の笑みを浮かべた。
贈呈式で着物を受け取った市長は「大切に使わせていただきます」と感謝を述べた。

その後、100歳を迎えた施設利用者の石田ちよ子さんが登場。椅子に座ったままの石田さんを、石渡さんが着付けていく。華やかな着物に身を包んだ石田さんへ「お着物、よくお似合いです」と市長から祝い状と花束が贈られ、会場から大きな拍手が起こった。
今でも大好きなカラオケやスケッチを楽しむのが元気の源だという石田さんは鏡を見て、「これ、私?夢を見ているみたい」と、恥ずかしそうに微笑む。その姿を見守った施設の利用者から「素敵な着物ね」「私も着たいわ!」と声が上がった。
美しく装う喜びと長寿を祝う心が会場を包み、温かな式典となった。








