境内に満月浮かぶ
中秋の名月にあわせ、「中秋の名月 夜詣り」が9月25日(金)、相之川の日枝神社で行われた。午後5時から午後9時まで境内が開放され、拝殿前にはススキや柿、さつまいもを飾った祭壇が設けられた。

日が暮れるにつれて境内は静けさに包まれ、訪れた人たちは虫の音に耳を傾けながら、ゆっくりと参拝を楽しんでいた。この日は雨が心配されたものの、時間が経つにつれて雲が切れ、澄んだ空に満月が顔を出した。拝殿の屋根の上に美しい月がのぞくと、親子連れから歓声が上がった。
初開催となった今回の「夜詣り」では、中秋の名月限定の特別御朱印が頒布されたほか、かわいい「とんぼ玉みくじ」も登場。参拝者には、拝殿でお祓いを受けたあとにお清め塩が配られ、普段とは趣の異なる夜の神社の雰囲気を楽しむ人でにぎわった。
新井から訪れた女性は「1年前から県内の神社巡りをしています。月を仰ぎながらの夜詣りは、とても幻想的で感激しました」と笑顔で話した。

また、参拝後にお清め塩を受け取った小学生が「どう使うのがいいですか」と尋ねると、神主は「お清めしてあるお塩なので、ご家庭でのお料理に使ってくださいね」と優しくアドバイス。子どもたちは「今日のサラダにかけて食べよう」とうれしそうに話していた。
地域の鎮守として親しまれる同神社。訪れた参拝者たちは、静かな秋の夜の参拝と月見のひとときを満喫していた。










