全国レベルの強豪校がそろう千葉県、そして東関東地区の激戦を制し、市川市立南行徳中学校吹奏楽部が、創部以来初となる全国大会、「第74回全日本吹奏楽コンクール」(中学校A部門)への出場を決めた。

部員数73人を率いるのは2022年に赴任した顧問の佐々木さとみ教諭。就任初期は部員減少によりコンクールにおいて小編成のB部門へ移籍するなど試行錯誤を重ねたが、着実に力を付け、部員が増えた昨年A部門(大編成)へ復帰。5年目を迎えた今年度、ついに「全国大会出場」という大きな目標を掲げるまでに成長した。目指したのは、ホール全体を満たす重厚な音の響き。そのために基礎練習を徹底、粘り強い3年生を中心に部員一丸となって練習に励んできた。
輪になってうまれた一体感、代表選出に思わず涙

県予選を堂々の1位で突破し、激戦の県本選も勝ち抜いて迎えた東関東大会(栃木県宇都宮市)。課題となったのは、自由曲で選んだ『青い水平線』(チェザリーニ作曲)における音楽的表現だった。部員たちが考えたのは楽器ではなく、まず歌で表現すること。輪になって手をつなぎ歌う練習を重ね、1つの大きなフレーズを作り上げた。
本番では自分たちの音楽をホールいっぱいに響かせ、見事、金賞を獲得。全国へ進む代表校として「南行徳中学校」の名が呼ばれると、部員たちは涙を流して喜びあった。
「全日本吹奏楽コンクール」は10月31日(土)、アクトシティ浜松(静岡県浜松市)で開催される(南行徳中は後半・午後3時15分演奏予定、ライブ配信あり)。 「今まで支えてくれた家族や友達、地域の方々への思いを背負って精いっぱい演奏します」と意気込む部員たち。大舞台に挑む南行徳中学校の演奏に注目したい。
【関連情報】
南行徳中学校吹奏楽部 第14回定期演奏会
全日本吹奏楽コンクールの課題曲(ポップステージ、青い水平線)などを演奏する。
| 日程 | 令和9年3月31日(水) |
| 時間 | 17:30~(開場16:30) |
| 場所 | 市川市文化会館 大ホール |
| 入場 | 入場無料 |
| 問い合わせ | TEL: 047-397-5910/吹奏楽部顧問(佐々木) |










