市川市を拠点に活動し、インスタントコーヒーを使った独特の風合いの作品で注目を集めているコーヒー画家・藤田誠治さん 。
今回は、そのあたたかみあふれる作品の背景や、創作への想いについてお話を伺いました 。
趣味の風景画から「コーヒー画」との出会いへ
藤田さんは中学卒業後、レースのデザイン画を手掛ける仕事に就かれました 。仕事の傍ら、趣味として日本各地を訪ね、大好きな“橋”などの風景画を描き続けてきたそうです 。
そんな藤田さんに転機が訪れたのは、日頃から愛飲していたインスタントコーヒーでした 。「これで絵が描けるんじゃないか?」というふとした思いつきから独学でコーヒー画をスタート 。
最初に制作した本八幡駅周辺の風景は、「思った以上にうまく描け、“自分、天才じゃないか?”と思いました」と笑顔で振り返ります 。
難しさが生む、やさしく味わい深い表現


藤田さんの作品は、近代美術協会や市川市の展覧会でも確かな手応えを得ており、現在は自身の表現としてコーヒー画を追究し続けています 。
コーヒー画は、インスタントコーヒーのみで濃淡をつけながら表現する技法です 。にじみやすくコントロールが難しいため、非常に試行錯誤を要しますが、藤田さんはこう語ります。
「難しいからこそ楽しい。なんでも簡単にできたらつまらないでしょ」
その言葉通り、作品には苦労の末に生まれる、やさしく味わい深い表情が宿っています 。




【イベント情報】第3回コーヒー画展が木内ギャラリーで開催

5月、藤田さんの作品に触れられる展覧会が開催されます 。コーヒーの香りが漂ってきそうな、やさしい世界をぜひ会場で体験してみてください 。
開催期間: 5月2日(土)~6日(水)
場所: 木内ギャラリー
時間: 10:00~16:30(初日12:00~ / 最終日~13:30)

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