関東の梅雨入りを目前に、市川市本行徳にある浄土宗の寺院・「徳願寺(とくがんじ)」の参道で、紫陽花(アジサイ)の花が咲き始め、日を追うごとに徐々に色づいています。

取材日の6月1日は青空が広がりました。市川市の市指定文化財である赤い山門に向かう参道の両端に、美しい紫陽花が植えられています。
参道を彩る色とりどりの紫陽花(アジサイ)
参道を進むと、さまざまな表情を見せてくれる紫陽花に出会えます。

鮮やかな紫色の紫陽花や、

可愛らしい小ぶりの青い紫陽花もあり、

独自の形が美しいガクアジサイも綺麗に咲いています。
市指定文化財も多数!歴史が息づく徳願寺の見どころ
徳願寺は、お花だけでなく貴重な歴史的建造物や寺宝が多く残されているお寺です。
迫力満点の仁王像がある「山門」

徳願寺山門は、江戸時代中期・安永4年(1775年)に建築されました。江戸の彫師による本格的な彫刻が施され、左右の阿吽(あうん)の仁王像は迫力満点です。
貴重な文化財と「幽霊画」が伝わる本堂

鐘楼も、山門と同じ安永4年(1775年)ごろの建築で、こちらも市指定文化財となっています。
本堂の阿弥陀如来像は、あの北条政子が運慶に命じて彫らせたものといわれています。また、円山応挙筆と伝わる幽霊画も有名で、年に一度、秋の「お十夜」の日にこれらの寺宝が公開されます。
参道入口に広がる、優しく甘い香り「菩提樹(ボダイジュ)」

参道の入口に差し掛かると、優しく甘い香り漂ってきました。大きな菩提樹(ボダイジュ)の木に、淡い黄色の小さな花がたくさん咲いています。

菩提樹は、仏教の聖樹として知られる植物。地面に向かって鈴のように可愛らしく花を咲かせる姿が印象的です。
まとめ&徳願寺のアクセス情報
見応えのある紫陽花や、珍しい菩提樹の花が同時に楽しめる初夏の徳願寺。歴史ある境内の雰囲気とともに、季節の移ろいを感じるお散歩へ出かけてみてはいかがでしょうか。
徳願寺の基本情報
- お寺名:徳願寺(とくがんじ)
- 住所:千葉県市川市本行徳5-22
- 最寄り駅:東京メトロ東西線「妙典駅」から徒歩約5〜6分・「行徳駅」エリア
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