南行徳から徒歩4分ほどにあるギャラリー&ショップ「常夜灯Living ナンギョウベース」が3周年を迎えた。クラフトビールを片手にアートを楽しめる、大人の秘密基地のような空間だ。
店主の犬束さんは、会社員を続けながらこのギャラリーを運営する。
そのため扉が開くのは主に土日祝日。たまに平日も。「デザインやアートを身近なものに感じてほしくて」とこのギャラリーを開いたという。展示は犬束さんが企画しており、地元のアーティストだけでなく、全国から作品を公募する企画展も開催する。
奥にある冷蔵庫にはクラフトビールがずらり。3周年を記念して、佐倉市にあるクラフトブルワリー「ロコビア」とコラボしオリジナルビールを作った。
5/10(土)にはロコビアの鍵谷百代代表も来店する「ロコビアday」を開催。
3周年を記念し、5/18(日)まで「Shun Shirai写真展」を開催中。
「江戸川と三番瀬でつながるまち」をテーマに、市川・浦安・市川・船橋・習志野の風景を1年間かけて撮影。普段見慣れた場所が、とても美しい景色に切り取られている。
5/11(日)には、Shun Shiraiさんが来店しトークショーを開催。撮影テクニックを教えてもらえる。定員10名で参加費無料(要1ドリンクオーダー)。予約は店のSNSまで。
取材で訪問した時、偶然居合わせたのは菅野在住の演奏家・松村亜希子さん。
初めてここを訪れたそう。松村さんが弾くのはライアーというドイツの竪琴。ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の曲「いつも何度でも」で知られる楽器だ。
やさしい歌声と癒しの音色が響きわたり、ギャラリーにふんわりとした空気が満ちていった。
ここでは、「はじまして」から始まる和やかな談笑がよく繰り広げられる。ふらりと寄って、ビールでほろりと酔いながら、なんとなく会話が弾む心地よさ。
その出会いは一期一会かもしれないし、これから繋がっていく可能性もあるかもしれない。
店内には、地元の人とコラボした商品やオリジナル商品が並ぶ。
行徳のカフェニルとコラボしたコーヒー「常夜灯ブレンド」や、三番瀬のTシャツや常夜灯のトートバッグ、ビアグラスや皮のコースターなどの「Love Local」グッズ。行徳土産としても最適だ。
5/31(土)~6/29(日)は「手ぬぐい展2025」を開催。今回3回目の開催で8つのブランドの作品が揃う。
毎年人気の企画展。会期中の土・日・水曜の営業。
毎月の営業日については、「常夜灯Living ナンギョウベース」のInstagramで発信されるので、是非チェックを。
店舗情報
■常夜灯Living ナンギョウベース
市川市新井3-4-17-101
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