もうすぐ春のお彼岸。春のお彼岸は春分の日を中日として前後3日間なので、今年は3月17日(火)~23日(月)の7日間がお彼岸の期間となる。暖かさが増してきたこともあり、お墓参りに行く人も多いだろう。そこで、お墓参りへ行く前に知っておきたいマナーや持ち物について、改めて紹介する。
◆お彼岸とは?
お彼岸が春と秋の年2回あるのは、春分の日と秋分の日は太陽が真東から昇り真西に沈むので、あの世(彼岸)とこの世(此岸)が最も近づく日とされるため。この時期にお墓参りをしてご先祖を敬い冥福を祈るのは、日本ならではの風習だ。
◆服装・持ち物は?
お墓参りへ行くときの服装に特に決まり事やルールはなく、普段着で構わない。ただし、霊園や墓地にはさまざまな立場の人が訪れるので、過度に派手な服装や香りの強い香水などは避けることが望ましい。
持ち物は、掃除に使う道具類と、お参りや供養に必要な道具とお供え物を準備しよう(持ち物リスト参照)。
◆掃除のポイントは?
お墓参りはなるべく日が出ている時間帯、できれば午前中に行うのが望ましいとされる。午後になる場合はできるだけ早めの時間帯に行くよう心がけよう。
寺院境内の墓地では、初めに本堂でご本尊にお参りし、住職にあいさつを。
お墓に着いたらまずは掃除。お墓周辺の雑草や落ち葉などを取り除き、墓石についた埃や砂は水で洗い流して、布で乾拭きする。タワシなど硬い素材の掃除道具は墓石を傷をつける恐れがあるので、気をつけよう。文字の凹凸や細かな部分は歯ブラシを使うと汚れが取れやすいが、強くこすると文字欠けの原因にもなるので、力を入れずにやさしく行う。
また、ごみ袋などを持参して出たごみは必ず持ち帰ろう。
◆お参りの作法は?
お墓がきれいになったら、水鉢がある場合はきれいな水を入れ、持参した花を飾る。お供えする物は半紙の上に。お菓子は中身を出さず、袋のままで構わない。
線香は1人ずつあげ、手を合わせて合掌。帰る前にはろうそくなど火の始末をしっかりと行い、カラス被害を避けるためにも、お花以外のお供え物ものは持ち帰る。
お参りの作法は宗派や地域によって違いがあることも少なくない。お墓参りの前に、家族やお寺・霊園にあらかじめ確認しておくこともおすすめだ。
春のお彼岸、家族そろってご先祖へ感謝の気持ちを届けに出かけませんか?
| 持ち物リスト ■墓とその周りの掃除 ほうき、軍手、ごみ袋、ふきんやぞうきん、バケツ、スポンジ、歯ブラシなど ※墓石の材質によってはタワシだと傷つく場合もあるので注意■お参りや供養に必要 手桶、ひしゃく、線香、ろうそく、マッチかライター、お供え物(花、菓子、水など) ※手桶やひしゃくは墓地や霊園で借りられることが多いが、確認を ※他に、花の茎を切るためのハサミやお供え物を置く半紙などがあると便利 |
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