小学生力士が真剣勝負!
5月3日(祝)、バルドラール浦安アリーナ(浦安市総合体育館)で、「第37回わんぱく相撲浦安場所」(主催:公益社団法人浦安青年会議所)が開催され、小学1年から6年まで、計295人の児童が熱戦を繰り広げた。
開会式であいさつに立った浦安青年会議所の高橋昴己理事長は「相撲は礼に始まり礼に終わる。相手を思いやり、讃えあうのが大切。そして全力で勝ちにいってください」、また、内田悦嗣浦安市長は「それぞれの力を存分に発揮してほしい。そして取組後の礼は忘れずに」と参加児童に呼びかけた。
初めに、相撲のルールや安全のために使ってはいけない技「禁じ手」について、中央大学相撲部部員が解説。また、まわしをつけた同部員たちによるデモンストレーションも行われ、その迫力に会場から一斉に歓声が上がった。部員の中には、市川市出身の人も。小学校で相撲と出合い、その後中学校から本格的に練習を始めたそうだ。他の部員とともに「今日をきっかけに相撲を始める子どもが増えたら」と願っていた。
取組は学年別男女別に分かれて始まった。勝って喜ぶ子もいれば、負けて悔し涙を流す子もいるが、取組終了後は必ず握手をして互いの健闘をたたえた。
「お相撲を取ったのは今日が初めて」と言う小学1年の女子児童は「楽しかったのでまたやりたい」と元気いっぱい。自分よりも体の大きな相手に勝ったという小学3年の男子児童は「勝てて、とてもうれしかった」と満面の笑顔で喜んだ。
昨年5年生の部で優勝した2人が元気いっぱいに選手宣誓