CUC地域交流会
千葉商科大学(CUC)が大学と地域社会とのつながりを育てようと企画した「CUC地域交流会」が9月19日(土)、本行徳の徳願寺会館で開催され、市川市動植物園で人気者のニホンザル「パンチくん」のSNS発信を手掛けることで知られる安永崇動植物園課長が講演した。会場にはさまざまな市民活動に取り組む人々約40人が集まった。

写真を手に説明をする安永さん
現在、市川市動植物園には園長職はなく、管理運営責任者を務めているのが市事務職の安永さん。講演では、市民活動でも役立つ「SNS発信」に焦点を当てて話が進んだ。
2025年に動植物園課長に就任した安永さんは、「動植物について専門家ではないが、マネージャーとして専門職員を盛り立て、動植物園を盛り上げることが自分の務め」と考え、園の「中の人」としてSNSで積極的に発信を始めた。同年7月に生まれた子ザル、パンチが人工哺育され、オランウータンのぬいぐるみを抱く姿に注目が集まり、今年初めの一般展示と同時に爆発的な人気になった。
「これだけ多くの人々の心を掴んだ理由は、外見のかわいらしさもあるが、ぬいぐるみを抱きながら健気に頑張っている姿だと思う。群れの中に入ったパンチの成長に、多くの人が関心を寄せている」

グループワークの様子
SNS発信で最も注意しているのは「親しみやすく、でも受けを狙わない、そして感情に任せず慎重に文章を考えること」。園の運営面では、「サルをはじめ園内の動物たちにとって、過ごしやすい環境を守りたい」と語った。
最後に「パンチのおかげで市川市が世界中に知られ、交流が広がっている。私もますます地元愛が深まった」と結んだ。
参加者の1人の女性は「大人気を支える細かな視点や責任感の強さを感じた」と感想を話した。