浦安新聞の中の人 
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12月31日（日）、東京ベイ東急ホテル（日の出）が閉館し、営業終了セレモニーが行われた。
2018年５月に開業した同ホテルは、遠方からの宿泊客に加え、近隣住民の館内レストランなどの利用も多く、また、従業員が市内のごみ拾い活動に参加するなど、地域に根差したホテルだった。
31日は最後の宿泊客のチェックアウト後、ロビーで営業終了のセレモニーが行われた。
岩本裕明総支配人は「ここで働いた経験を胸に、明日からそれぞれの道を進んでほしい」とあいさつ。利用客から寄せられた感謝のメッセージが読み上げられると、涙ぐむ従業員の姿も見られた。セレモニーに参加した元従業員の女性は「退職後も食事等でこのホテルをよく利用していました。営業終了と聞き、帰る場所がなくなってしまうようでさびしいです」と話す。
そして最後の宿泊者を代表して、同ホテルに100回以上宿泊したという都内在住の石垣明さん夫妻に花束が贈呈され、「ここは従業員とお客さんの距離が近く、とても居心地のいいホテルでした」と石垣さんはこたえた。
その後、最後のシャトルバスがホテルを出発。スタッフ全員で手を振って見送った。
「本当に良い仲間に恵まれた職場でした」と客室担当の一人。「今日で離れ離れになってしまうのはさびしいですが、またそれぞれ別の場所でがんばっていきます」と明るく話した。
行徳新聞の中の人 
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