葛西新聞の中の人 
江戸川区は現在、２０２５年５月ごろに導入を予定している「江戸川」ナンバーの図柄デザインを決めるアンケートを実施している。約６０００点の応募の中から選定委員会で選定した５点の候補作品のうち、ふさわしいと思うデザインを区民に選んでもらうという。
「江戸川」ナンバー候補作品は５種類
対象となるデザインは、水辺環境が広がる江戸川区をイメージする波の模様を背景に、区のシンボルとなっている船堀タワーなどが描かれた「①清流の街 江戸川区」、区が発祥の地とされる小松菜や三大産地として知られた金魚、伝統工芸の江戸風鈴といった区の特産をあしらった「②小松菜と金魚と江戸風鈴」、区を代表する夏の風物詩、金魚と花火を艶やかに描き、左右には和柄「青海波」を用いて歴史溢れる同区を表現した「③煌（きら）めく夜空と靡（なび）く金魚」、葛西臨海公園を背景にさまざまな年代の人々のシルエットを配置し、住みやすい街をイメージしてデザインされた「④Livable City EDOGAWA」、区の花・ツツジや夜空を彩る大輪の花火などを描き、穏やかで住みやすい街に吹き抜ける風を曲線で表現した「⑤四季薫（かお）るまち 江戸川」の５点だ。
区の魅力を内外に発信できるデザインを選んで
アンケートは11月15日（水）まで、区ホームページや郵送またはＦＡＸのほか、区役所や図書館など19カ所に設置するアンケート回収箱で受け付けている。
対象は区内在住・在勤・在学の人と、仕事などで「江戸川」ナンバーの車を運転する可能性のある人。一人１回の回答が可能。アンケートの結果を踏まえ、国土交通省に提案する1点を決定する。
最優秀賞の1点には10万円、優秀賞4点には1万円を贈呈する予定。選定されたデザインは、12月下旬ごろに区ホームページで発表する。
経営企画部企画課の椎名真雄課長は「江戸川区らしさが詰まった図柄デザイン５点が候補になっています。多くの方に回答をいただき、区の魅力を区内外に発信できるデザインを一緒に選んでいきたい」と呼びかける。
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