公開日: 2025年8月29日

浦安市介護事業者協議会 夏季研修会で椎名淳一氏が講演

浦安新聞
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認知症ケアに生かせる自然観察力

浦安市介護事業者協議会(鈴木信男会長)の夏季研修会が8月8日(金)、浦安市役所で開催され、市内各地の介護事業所で従事する約50人が参加。千葉県認知症介護指導者で、特定非営利活動法人9612G Project代表を務める椎名淳一氏が「自然を観る力が、ケアの質を変える-認知症の人と向き合う“観察力”を育てる」と題して講演した。

同協議会は、市内46の介護事業者で構成。市と連携し介護従事者への支援策を講じるほか、市内小学校での介護授業などにも取り組んでいる。研修会は介護従事者の研さんを図り開催されている。
会の冒頭、内田悦嗣市長は「認知症は、誰もが当事者になり得るもの。どなたも安心して暮らせる浦安市であるよう介護サービス事業者の皆さんと力を合わせていきたい」とあいさつした。
鈴木会長(写真右)は「浦安市における介護サービスの質の向上と介護事業の発展のため、本日の研修を役立てていただきたい」と述べた。
講演で椎名氏は、自身が取り組んでいる介護従事者の自然観察体験の成果を紹介。また、森林散策で自ら拾ったセミの抜け殻10余りを参加者のテーブルに配り、観察する時間を設けた。殻の造形美や付着物の指摘をはじめ、セミに関する思い出などさまざまな声が飛び交った。
椎名氏は「自然の中に身を置くとリラックスできる。さらに、五感が研ぎ澄まされて、認知症の要介護者などに向き合うときに大切な、想像や気付きの感覚が磨かれる」と説いた。
参加者の一人は「自然観察が認知症ケアにも役立つとは驚いた。ぜひ体験してみたい」と話していた。



椎名代表の講演に熱心に耳を傾ける参加者たち

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