この機会に禁煙を始めてみませんか?
5月31日は、WHO(世界保健機関)が定めた「世界禁煙デー」。そして世界禁煙デーに始まる1週間が「禁煙週間」と定められている。
たばこの煙には約5300種類の化学物質が含まれ、その中には約70種類の発がん性物質が含まれているという。
そのため喫煙はがんをはじめ、脳卒中や虚血性心疾患などの循環器疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や結核などの呼吸器疾患、2型糖尿病、歯周病など、多くの病気と関わりがあり、予防できる最大の死亡原因であることが分かっている。
「望まない受動喫煙」をなくそう
たばこの健康への影響は喫煙者本人だけでなく、受動喫煙という形で周りの人にも影響を及ぼす。
喫煙率の低下により受動喫煙の機会は減少しつつあるが、家庭や職場、飲食店といった場ではまだまだ受動喫煙対策が十分とはいえない。
平成30年7月、健康増進法の一部を改正する法律が成立し、非喫煙者への受動喫煙による健康被害を防ぐため、受動喫煙対策の取り組みは、「マナー」から「ルール」へと変わった。
【ルールの概要】※令和2年4月から
・職場や飲食店のような多数の者が利用する施設の屋内はすべて原則禁煙
・20歳未満の人の喫煙エリアへ立入禁止
・屋内の喫煙には喫煙室の設置が必要
・喫煙室には標識掲示を義務付け
現在たばこを吸っている人は自身の健康のため、周りの人の健康のために、この機会に禁煙を始めてみてはどうだろうか。
受動喫煙防止啓発パネル展開催
受動喫煙についての啓発・知識普及、禁煙支援などについてパネル展示、リーフレットの配布
日程 | 5月27日(火)~6月5日(木) ※5月30日(金)を除く |
開催時間 | 10:00~20:00[月曜・土曜・日曜は18:00まで] |
場所 | 浦安市立中央図書館1F展示スペース |
問い合わせ | TEL: 047-381-9059/浦安市健康増進課 |