朝ごはんにはいいことがいっぱい
体内時計という言葉を聞いたことがありますか? 体内時計とは、体の中で起こるさまざまな変化、例えば睡眠・体温・血圧・ホルモン分泌などを調整する機能です。
体内時計の周期は24時間よりも少し長めと考えられていますので、24時間とのずれを調整する必要があります。朝日を浴び、朝食をとることで体内時計がリセットされ、1日のリズムが整ってきます。
朝ごはんを食べることで体がしっかりと目覚め、1日の活動がスムーズにスタートします。
◆朝ごはんは3つのスイッチを入れます
①脳の目覚ましスイッチ
ごはんやパンなどの主食に含まれる炭水化物は「脳へのエネルギー補給」となります。
②体の目覚ましスイッチ
肉・魚・大豆・大豆製品などの主菜に含まれるたんぱく質は「体温を上昇」させます。また、ごはんやおかずをよく噛むことで脳や胃腸を刺激します。
③体の調子を整えるスイッチ
野菜やくだものはビタミン・ミネラル・食物繊維を多く含み「体のリズム」を整えます。体内の代謝をスムーズに行います。
◆朝ごはん抜きの習慣は生活習慣病のリスクを高めます
欠食すると空腹によるストレスなどから、血圧が上昇することが報告されています。また、1週間あたりの朝食摂取回数が少ないと脳出血のリスクが高くなることも報告されています。脳や体をすっきり目覚めさせるためには、朝ごはんを食べることがとても大切です。「ぎりぎりまで寝ていたいから朝食は抜く」「起きてすぐは食べられない」ということはありませんか?
早寝・早起きをして少し活動してから食卓に向かうと体も目覚め、朝ごはんをおいしく食べることができます。朝ごはんにはいいことがいっぱい。朝ごはんを食べて1日のリズムを整えましょう!
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【食と歯のパネル展を開催します】
※受動喫煙防止啓発パネル展も同時開催
日時 | 5月27日(火)~6月5日(木) 施設の開館状況に準ずる |
場所 | 中央図書館 ワークスペース |
問い合わせ先 | 浦安市健康増進課 TEL: 047-381-9059 |