公開日: 2025年5月7日 - 最終更新日: 2025年5月7日

ワークショップや演奏会 法伝寺「明徳まつり2025」大勢で賑わう【行徳】

baychibainfo
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5月5日(月・祝)、市川市湊7の法伝寺で「明徳まつり2025」が開催された。
年に1度の「善光寺如来御開帳」に合わせ、地域との交流をはかろうと開催されている。

境内にはキッチンカーが並び、メダカすくい、野菜直売、雑貨や伝統工芸品などの販売が行われたほか、フラワーポットやお菓子の配布、抽選会が行われ、本堂では演奏や演芸が披露された。

 

「善光寺如来」は、中央は阿弥陀如来、脇侍は観音菩薩と勢至菩薩の厨子入り三尊像。
信州善光寺と縁があることから、信州のものと同じサイズで作られているという。
普段は厨子に納められている秘仏だが、1年に1度だけ毎年この日に御開帳され、法要が行われている。

 

法要後、本堂はイベントステージに変身。なとわ盆踊り、オカリナの演奏、銭太鼓・南京玉すだれの演芸、金管楽器のアンサンブル演奏など、様々な演目が会場を盛り上げた。

金管楽器の演奏は、美空ひばりの「愛燦燦」ブルーノ・マーズの「Just The Way You Are」など洋邦様々な曲が演奏され、曲が終わるごとに大きな拍手が沸き起った。

 

千葉県伝統工芸展・工芸品販売のコーナーでは、県内の伝統工芸士がブースを連ねた。
火造り技法の刃物鍛冶で刃物を作る成田打刃物、鎌ヶ谷から甲冑師が作る節句人形、松戸からは象牙彫、友禅染など、伝統工芸士である職人の方に直接話が伺える絶好の機会となった。

 

キーホルダーやスマホストラップなど日常使いできるような手頃な商品も人気。江戸組紐のブースでは帯締めを手組で作る実演も。

 

「手づくりマーケット」のコーナーには、編み物雑貨、ペーパークラフト、焼菓子、お香などの販売ブースが並び、カラフルで温かみのある商品がいっぱいで見ていて楽しい。

 

「wateano」のアクセサリーは、本物の海苔や緑茶の粉をレジンで固めて作ったユニークなもの。
海苔はもちろん千葉県産。船橋で70年続いた老舗海苔店に嫁いだことから、海苔をアクセサリーに使用することを思いついたという。

 

大人も子どもも楽しめるワークショップも多数開催。サンキャッチャーやアイシングクッキー、水引アクセサリーなど、30分ほどかけて真剣な表情で作る人が多かった。

 

ゴールデンウイーク終盤、大勢が訪れた「明徳まつり」。
来年もまた「善光寺如来御開帳」と併せて5/5(祝)に開催される予定だ。

 

施設情報

法伝寺
市川市湊7-1

webサイト

 

 

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