テーマは「梯山航海」
1月13日(祝)、東京ディズニーシー「ブロードウェイ・ミュージックシアター」で、「令和6年度浦安市成人式 二十歳の集い」が開催された。東京ディズニーリゾートでの式典は今年で24回目。
今年度の対象者は昨年より22人少ない2028人。ちょうど小学校入学直前に東日本大震災を経験した学年で、コロナ禍で過ごした高校時代、「修学旅行に行けなかった」「卒業式に在校生がいなかった」と振り返る人も多い。
母親が着た振袖を着付けてもらったという美浜中学校出身の女性は現在、東京ディズニーリゾート内でアルバイトをしているそうで、将来は社員になって働きたいという。「お客さまと話をするのが好きです。浦安を訪れた人々をおもてなししたい」と夢を語った。
進学を機に浦安に住み始めたという他県出身の参加者は「地元の友達に会えないのはさびしいけど、ここでの成人式は楽しいです」と笑顔を見せた。
内田悦嗣浦安市長は「新成人の皆さん、ぜひ世界に出て、活躍して、そこで得たものを浦安へ持ち帰ってほしい」とエールを送った。
今年、式の実行委員長を務めた今井俊介さんは、「私たちは社会課題に真摯に向き合い、改革していく世代。今までとは違う何かに挑戦します」と力強く語ってくれた。