公開日: 2024年5月15日

浦安市少年消防団 卒団式および入団式を実施

浦安新聞
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将来の地域防災の担い手として

浦安市消防本部庁舎で、4月6日(土)に「令和5年度浦安市少年消防団卒団式」が、翌7日(日)に「令和6年度浦安市少年消防団入団式」が執り行われた。
浦安市少年消防団は、浦安市内の少年少女たちが防火・防災に関する知識と技術を身に付け、団体行動の中で協同の精神を育むことを目的に、平成24年に発足。小学5年生から2年間在籍し、規律訓練や放水訓練、防災訓練、啓発活動などを行う。

心身共に大きく成長
33人が卒団

6日、6年生(新中学1年生)33人が卒団した。
卒団式であいさつに立った内田悦嗣市長は、「中学校生活でも今まで学んだことを生かして、積極的にさまざまなことに挑戦し、地域防災の担い手として大きく成長することを願っています」とエールを送った。
訓練の一つ、機敏な行動や節度ある動作・礼儀正しい言動を身に付けることを目的とする「規律訓練」について、「同じ動作の繰り返しでとてもつらかった」と振り返る団員たち。しかし、この日はしっかりと、2年間の訓練の成果を見せてくれた。
式を見守った保護者は「2年前の入団式のときは、みんなの動作がバラバラだったが、今日の卒団式ではしっかり揃っていた。成長を感じました」と感慨深げに話した。

期待と不安を胸に
5年生40人が入団

今年度入団したのは新5年生40人。入団式には38人が参加し、地域の防災を担う第一歩を踏み出した。
市長は「防火・防災に興味を持ち、積極的に入団してくれたことを頼もしく思います。ここでしか体験できない経験を通じて、大きく成長してほしい」とあいさつ。
「縄の結び方を教わるのが楽しみです」、「式の最中、背中を椅子の背につけずに、そのままの姿勢でずっといるのが大変でした」と新入生たち。
保護者の一人は、「本人の意思で入団しました。今日は不安そうな表情でしたが、卒団式ではどんな表情に変わるのか、今からとても楽しみ」と笑顔で話した。

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