『サラと魔女とハーブの庭』
金子みすゞ/著 JULA出版局
今回紹介してくれたのは… ―浦安市立中央図書館―
〈おすすめコメント〉
金子みすゞは、大正末期から昭和初期にかけて活躍し、26歳の若さで夭逝した童謡詩人です。この童謡集は、同じく童謡詩人である矢崎節夫が、彼女の遺稿の中から60編の作品を選び、まとめたものです。
どれを読んでも、素朴ながらも鋭い視点に心揺さぶられますが、特に印象深いのは、「ふしぎ」という作品です。「わたしはふしぎでたまらない、だれにきいてもわらってて、あたりまえだということが」という最後の一文にはっとさせられます。何事も常識だと片付けてしまうことは簡単ですが、みすゞのように、身近なものに美しさや親しみを感じる心を大切にしたいものです。
初めて手にしたのは小学校高学年の頃でしたが、大人になった今でも大切にしている1冊です。
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