公開日: 2025年7月18日

「板塀プロジェクト」ワークショップ開催

行徳新聞
  • シェア
  • twitter

寺町・行徳にふさわしい「景観づくり」への第一歩!

6月29日(日)、本行徳の圓頓寺で「板塀プロジェクト」のワークショップが開催された。主催は行徳まちづくり協議会。
参加者はまず、本堂で作業の安全を祈願するお題目を住職とともに唱えた。続いて板塀プロジェクトの趣旨とこれまでの流れ、この日の作業内容の説明を受けた。

「歴史ある寺町・行徳にふさわしい景観づくりを」と始まった同プロジェクト。これまで、新潟県村上市の「黒塀」など他市の活動を参考に、板材の種類や塗装、取り付け方などを1年かけて試行錯誤を繰り返し研究してきた。特に苦労したのはブロック塀にドリルで穴を開けて板塀の基礎を作ることだったという。
「権現道から本塩に抜ける道路沿いの約50mの長いブロック塀を板塀に替える。『景観づくり』の第一歩!」と、皆で一斉に作業をスタートさせた。
裏面に参加者の名前などをマジックで記入した板と飾り板を、それぞれ金槌を使って釘で固定していく。次に水性塗料をローラーできれいに塗る。照り付ける日差しの中、参加者は暑さにも負けず夢中で作業を続け、板塀はどんどん仕上がっていった。

もうすぐ2歳という男の子と一緒に参加した女性は「DIYに興味があり、息子と作業ができて楽しかった」と笑顔。「板塀になると趣きが変わっていいですね」と話す男性は感慨深げに出来上がった塀を眺めていた。
次回以降の予定は、同協議会のホームページを参照のこと。


ママと一緒に金槌トントン!ペンキも塗ったよ

  • シェア
  • twitter
The following two tabs change content below.

行徳新聞

地元での知名度は抜群! 子育て世代からシニアまで幅広く支持される地元情報紙。詳細はこちら(明光企画HP)

月別アーカイブ