市川駅周辺の交通マナー向上をアピール
「第15次交通(自転車・自動車)マナー向上活動出陣式」が11月20日(木)、JR市川駅北口で行われた。
この活動は「元気!市川会」が官民連携で、近隣の自転車・自動車の交通マナー向上啓発を行っているもの。毎年秋から春にかけて自転車街頭指導員のたすき掛けやのぼり旗掲出などで、交通マナーを呼び掛けている。
出陣式の参加者の肩には「歩道の主人公は歩行者」「歩道では自転車を降りよう」と書かれたたすきが。まず、田中甲市川市長が「街を良くしようと中心となってくれる人たちがいるからこそ、活動が広がる」と感謝し、「市川市も皆さんと共に力を合わせ地域のマナー向上に努めたい」と話した。小林淳一市川警察署長は「今年10月末現在での人身事故は512件。そのうち自転車事故は176件と34%を占めている。しかし、皆さんのご尽力もあり、自転車の交通死亡事故は発生していない」と謝意を述べた。
駐輪指導員へ感謝状と記念品が贈られ、最後は全員で「マナー向上活動がんばろう!」と拳を突き上げて、会は終了した。
「元気!市川会」では、ポスターとのぼり旗でも交通マナーを呼び掛けている。ポスターは今年14年ぶりにリニューアル。田平和精会長は、「同じものを貼り続けると景色化してしまう。色を変えることで視線を集めることを狙った。3年前からは飲酒運転根絶などの自動車も含めた交通マナーののぼりも新規投入した。これからも愛する街・市川の魅力向上のために協働したい」と力強く語った。

