定期的に開催している「イコール保護猫譲渡会」が、10月12日(日)の夕方、リニューアルしたばかりの行徳文化ホールI&Iで開催される。
市川のネコを考える会が主催し、市川市が後援している。
保護猫とは、様々な事情で飼い主を失ったり、飼育放棄など生まれた環境により行き場を失ったりし、新しい家庭を必要としている猫たちのこと。
「イコール保護猫譲渡会」は、そんな猫たちを保護し、お世話・管理をしている保護主さんが集まり、新たな飼い主とのマッチングができる場だ。
今回は、仔猫からシニアまで40~50匹ほどが参加予定。
その場で家に連れ帰ることはできない。保護主の方と飼育条件の確認をし、トライアル期間を経たのちに、正式に家族になれる。保護猫譲渡会はいわば「お見合いの席」のようなものだ。
「イコール保護猫譲渡会」のInstagramやXでは参加猫が順次紹介される予定だ。
猫をお迎えするためには、様々なルールや条件がある。
基本的な条件は「自宅での脱走対策」「自宅の環境確認」「終生飼育」「室内完全飼育」「譲渡契約書の締結」「身分証の提示」「保護主・里親間での、定期的なネコの写真付き報告のやりとり」などがある。なお、猫の保護主により譲渡の条件は多少異なる。
また、受け入れには費用がかかる。病院での初期検査やワクチン接種などの医療費などを負担する必要があり、15,000円~30,000円が目安だ。
譲渡会で、お迎えしたい猫に出会えた場合、家族になれるまでの流れは次の通り。
アンケート用紙に記入し、後日保護主から連絡がある。譲渡に向けて進むことになったら、猫を迎えるための脱走対策やケージなどの準備をする。そして、保護主が猫を自宅に連れて行き、2週間から1か月程度のトライアル期間猫と一緒に過ごす。その後、里親・保護主ともに問題ないと判断すれば正式譲渡となる。
イコール保護猫譲渡会では、数分程度の説明を受けてから入場する。かわいいからといって、猫ケージに手を近づけてはいけない。猫たちを感染症から守るため、そっとケージを覗いてみよう。
譲渡会参加時間枠は、18:15~/②19:00~/③19:45~の3枠。混雑していない場合には時間関係なく入場できるが、混雑時は予約優先となるので、予約がオススメ。
予約は、下記予約フォーム入力、またはメールで必要事項(氏名・電話番号・人数・時間帯)明記し、tokutakej@yahoo.co.jpまで。
※写真は過去開催の様子(主催者提供)
開催情報
■イコール保護猫譲渡会 vol.55(市川市後援)
10月12日(日・3連休中日)18:15~20:30
市川市 行徳文化ホールI&I(市川市末広1-1-48)
予約フォーム: https://airrsv.net/all-animals-equal/calendar
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