川のあるまちをもっと好きになる!
7月19日(土)、大柏川の親水テラスで「いちかわ水辺クルーズ2025@大柏川」が開催された。水辺の心地よさや自然の美しさに触れることで、地域を流れる川への愛着を深め、まちづくりに関心を持ってもらおうという試み。
当日は親水テラスの正面に位置する北消防署でも「こども消防広場サマーフェスティバル」が開催されており、会場付近は大勢の親子連れでにぎわっていた。
■大柏川をゴムボートで
水に触れるイベントの1つ、ゴムボート乗船体験には多くの人が参加。ライフジャケットを着けてゆったりと川面をすべりながら、眺める景色や自然の音に耳を傾けていた。国府台から訪れた親子は「川の上って涼しいんですね。3歳の子が初めてアメンボを見て大喜びでした」と笑顔を見せ、近隣に住むという男性は「普段は橋の上から見下ろしているので、川面から見える景色がとても新鮮。水も思ったより澄んでいて、カワセミが飛んできたり、風が心地よかったり。こんな豊かな表情があったとは…」と感動した様子。また、小さな子ども連れの女性は「安全対策がしっかりしているので、安心して楽しめました。こんなふうに川に触れられる機会がもっとあったらいいですね」と話していた。
「川を身近に感じ、もっと親しみを持ってもらえるような機会を増やしていきたい。小さな水辺のあるまちの楽しさを再発見してもらえたらうれしい」と市公園緑地課の職員。
会場にはかき氷やボールすくいなどのブースも設けられ、子どもも大人も川辺の空気を存分に楽しんでいた。
千葉商科大学のブースでは、学生たちがアンケート調査を実施