公開日: 2025年8月26日

こどもの消防広場   サマーフェスティバル開催

行徳新聞
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消防士体験にちびっこ大喜び!

子どもたちに「防火防災」を楽しく学んでもらおうと、7月19日(土)、市川北消防署大野消防訓練場で「こどもの消防広場サマーフェスティバル」が開催された。消防車両の展示や多彩な体験プログラムが用意され、会場には多くの笑顔が溢れていた。

盛り上がっていたのは、「はしご車」や「地震体験車」に試乗できる整理券をかけた「消防クイズ」。〇か×かで答え、勝ち残ると整理券が配られる。1回間違えると脱落してしまうため、子どもたちは皆真剣。「小学校のプールの水は火事のときに使用できる?」「昔火災があると、消防士は周りの家を壊していた」などの問題に一生懸命考えていた。
整理券を手にした小学4年生の女子は、「はしご車」を体験し、「どんどん高くなる…。楽しかったけど、一番上はちょっと怖かった。お父さんが消防士で、パパの仕事ってすごいんだなあと思った」と笑顔を見せた。

震度7を体験できる「地震体験車」に子どもと乗車した男性は、「阪神淡路、東日本と大きな地震を体験し、その怖さを痛感している。子どもと防災について話し合いたいと思います」と語った。
本物のホースを使っての放水体験に挑戦した小学2年生の男子は「消防車が大好き。ホースが思ったより重くてびっくりした」。AED体験で胸骨圧迫を体験した親子は汗びっしょりで、「思ったより大変なんですね」と汗をぬぐっていた。

ほかにも救助体験や消火器体験など楽しめるコーナーがたくさん。普段はお目にかかれない特殊消防車両を熱心にカメラに収める大人の姿も。
炎天下の開催ではあったが、暑さ対策としてミストシャワーや休憩バスもしっかり用意。子どもたちを見守った職員は「防火防災を身近に感じてもらい、『将来は消防士に』という夢を持ってもらえたらうれしい」と話した。

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