5月31日(土)、なぎさ和楽苑で「なぎさ☆キッチン」が開催された。子どもからファミリー、高齢者まで、誰でも参加OK(予約制)というイベントで、近隣から約30人の参加者が集まった。
同苑の栄養士が衛生管理をしっかり行った上で、栄養価やバランスを考慮したメニューを提供。この日は豚丼をメインに副菜、みそ汁、みかん牛乳寒天が用意された。施設内で栽培した野菜も使われていた。
スタッフの中村さんは「食事をする場として子ども食堂の認知は広がりましたが、子どもだけと思われがち。ここには幅広い世代に集まってもらいたい。『地域の食堂』としていろいろな人の居場所になってほしい」と話す。
また、活動は地域のボランティアスタッフが主体となっているのも特徴で、会場準備から調理、配膳まで、皆で声を掛け合いながら手際よく進めていた。ボランティアの清水さんは「地域のためにと活動していますが、自分たちの楽しみでもあるんですよね」と充実した表情を見せた。
食堂の一角にはコースター手作り体験もあり、参加者が熱心に取り組む姿も。
参加者からは「ほかの子ども食堂に行ったことはあったが、こちらには初めて来ました。施設の様子も見られてよかったです」「私は元調理員ですが、こちらのメニューはバランスが良くおいしい。食堂の中で子どもの声が聞こえるのもいいものですよね」と笑顔で食事を楽しんでいた。
次回は7月26日(土)に開催予定。
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