相之川1丁目にある日枝神社と香取神社の2社の大祭が、10月11日(土)・12日(日)に開催された。
秋の実りに感謝して執り行われる大祭で、「神様から生きる力をいただく」がキャッチフレーズ。
11日(土)は、大祭式や御霊遷しの儀式が行われ、12日(日)は1日かけて神輿渡御が行われた。
3年に1度の開催だが、22年はコロナ禍で中止となり大祭は6年ぶりの開催。しかも、その前は2回続けて台風で神輿渡御は半日のみになってしまい、1日を通じて渡御が行われたのは実に12年ぶりとなった。
境内には今年奉納された大幟が立てられ、秋風にはためいていた。
神職が沿道を祓い清め、お囃子の方々が乗ったトラックが先導し、宮神輿がゆっくりと相之川の町内を巡行していく。
四ヶ村例大祭は行徳ならではの神輿のもみ方で、宮神輿を担げるのは男性のみで白装束姿。それに対し、相之川は男女混合の江戸前担ぎで、法被は色とりどり。
「まえだまえだ」の浦安風の掛け声も飛び交う。隣り合うのに全く異なる。
行徳街道を埋め尽くすほどの人・人・人!だが交通規制はしておらず、バスが通る時は神輿を端に移動。バスが去るとまた道路中央に戻って前に進む。
山田茂商店前では、たまご休憩!
お茶やバナナも用意され、担ぎ手たちが一斉に群がり、美味しそうに頬張っていた。
南行徳駅前ロータリーでは、風神太鼓の勇猛な演奏が行われ、午後は旧道沿いをパレードが練り歩き、踊りの列に子ども神輿が続いた。
日枝神社・香取神社大祭、次回は3年後、令和10年・2028年の開催だ。
施設情報
■日枝神社
市川市相之川1-2-19
■香取神社
市川市相之川1-26-7
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