会員の「リスク管理」を強力にバックアップ
事業者支援により浦安地域の経済発展を図る浦安商工会議所は、リスクマネジメントに関する多彩なノウハウを持つ損害保険ジャパン株式会社と「地域経済活性化に係る包括連携協定」を締結。8月4日(月)にその締結式が行われた。
協定締結によって、創業支援セミナーでのリスクマネジメント手法の提供や、中小企業および小規模事業者を対象とするさまざまなリスクマネジメントセミナーの開催、優良経営実現のためのリスクマップ作成支援、予期せぬリスクに対応する保険商品やサービスの提供、そして従業員が資産形成やライフプラン作成などを学ぶ金融リテラシーセミナーの開催といった、事業リスク回避のための多様な取り組みが行われる。
式ではまず、商工会議所会頭の熊川賢司氏が席を立ち、「昨今の激甚化する自然災害、そして巧妙化するサイバー攻撃など、企業にとってリスクマネジメントは大変重要な課題となっている。中でも、危機的状況に直面したとき、損害を最小限に食い止め、いち早く事業を立て直すために必要な『事業継続計画(BCP)』の策定に注目が集まっている。損保ジャパンの幅広い知見を生かして、浦安の商工業者をサポートしてほしい」とあいさつした。
続いて損害保険ジャパン千葉西支店長の米本真也氏が「日本初の火災保険会社として培ってきた、リスクマネジメントに対するノウハウと、全国的なネットワーク。これを最大限に活用し、浦安の事業者を多角的にサポートすることで、協定締結の最大の目的である浦安商工会議所およびその会員の持続的な発展に貢献していきたい」と語った。