公開日: 2025年8月8日

第41回市川市民納涼花火大会

行徳新聞
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1万4000発の花火が観覧客を魅了
~世界記録も達成!

「第41回市川市民納涼花火大会」が8月2日(土)、江戸川河川敷で開催された。
台風9号の影響で当日まで開催の可否が危ぶまれていたが、午前11時に実行委員会のホームページに開催の情報が掲載されると、大勢の観覧客が会場へ詰めかけた。首都圏有数の規模を誇る花火大会だけに、市川市側の観覧客は例年49万人にも上るが、市によると、今年は約50万人が訪れたという。

観覧客が今や遅しと期待するなか、5秒間に1000発の花火を打ち上げる圧巻の演出で華やかにスタート。全7プログラム・打ち上げ総数約1万4000発の花火が、夏の夜空を彩った。
今回は目玉企画として仕掛け花火の「ダイヤモンド富士~最高到達点!~」で、ギネス世界記録TM「最も高い山型の仕掛け花火」に挑戦。クレーン車を使って高さ59.2メートルの富士山が描かれ、見事に世界記録を達成した。アナウンスでギネス登録の報告が流れると、会場全体が拍手と歓声に包まれた。
有料観覧席で観賞した市内の夫婦は「この席は今年社会人になった息子からのプレゼント。家のベランダから見るのとは全く違い、一生の思い出です」と笑顔を見せた。
フィナーレでは両岸の観客がスマートフォンのライトを掲げ、花火師たちに感謝とエールを送る感動的な一幕も。地元警察やボランティアが交通整理にあたり、市川の夏の一大イベントは大きな混乱もなく、無事に幕を閉じた。

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