見ごろには5万本の花が一面に
紫や白などの鮮やかな花を咲かせる「ハナショウブ」。「小岩菖蒲園(小岩4丁目地先)」で、一番花となる「沿海州(えんかいしゅう)」が開花。これから梅雨に向けて、約4900㎡もの広さの菖蒲田で約100種5万本のハナショウブが見ごろを迎える。
今月13日に開花した一番花の「沿海州」に続き、肥後系の「北洋(ほくよう)」や江戸系の「清雅(せいが)」など5株前後がつぎつぎと開花。園内の至るところでつぼみの膨らんだ花が見られ、6月にかけてさまざまな品種が順次見ごろを迎えるという。
同園を管理する環境部水とみどりの課担当者は、「一番花の開花は昨年より1週間程度遅れました。見ごろは6月上旬に迎えそうです。天候にもよりますが、例年通り6月中旬頃まで花を楽しめると思います」と話す。
一番花の「沿海州」