東京メトロ東西線行徳駅から徒歩5分ほど、高架近くに店を構える「潤の珈琲」 。
ご両親と3人で店を切り盛りしながら、店主の小林愛美さんは店独自のイベント企画や外部イベントへの出店など、エネルギッシュに活動されています 。
今回は、そんな小林さんの原動力や、お店の魅力について迫ります 。
親子3人で守る、温かい家庭の味と「潤」の由来

お店はもともとお母さまと弟さんが運営されており、店名の「潤」は弟さんの名前に由来しています 。子育てが一段落したタイミングで愛美さんが加わり、現在はご両親と愛美さんの3人で経営されています 。
人気の秘密は、市場仕入れの鮮魚とたっぷり野菜
野菜がふんだんに使われた温かい家庭の味が人気で、夕方まで食べられる定食はトロぶつなど、魚料理が人気。松戸の市場で仕入れる鮮魚を使用しているそう。

毎週金曜日は、16時からお惣菜を販売。1人暮らしの人、夕飯にもう1品付け足したい人などに大人気。毎週10種類以上がテーブルに並びます。
「魚焼きグリルの片付けが面倒だからと、家で魚を焼きたくない人がいるようで、『焼き魚はこの店のものを食べるようにしている』というお客さんもいますよ。揚げ物もそうですね」。

ある日の金曜、記者が購入したのはこの2品。小松菜・人参・お揚げの和え物(400円)は彩りもよく、ビタミンをはじめとする栄養満点の一品。ごぼうの唐揚げ(450円)は適度な塩味でビールのお供に最適でした。
木曜日は「いちランチ」で市役所・支所へ
※写真提供 小林さん
毎週木曜日は、市川市内の事業者が作る健康などに配慮したお弁当を販売する「いちランチ」に出店しています。「潤の珈琲」は、市川市役所7階と行徳支所の両方で販売しています。こちらでもやはり魚料理のお弁当が人気!
「市役所には父が、支所には私が行き、店は母が店番という役割分担。私は終わり次第駆け付けます。何かあったら連絡が来るので、その時は走って帰ります!」親子3人で協力し合って頑張っているようです。
街のハブになる「潤の珈琲マルシェ」
※写真提供 小林さん
毎月第2土曜日には、店内で「潤の珈琲マルシェ」を開催しています 。今月で34回目を数える、長く続く人気イベントです 。
きっかけは作家さんの一言から
「始めたきっかけは、お客さんの中にいたハンドメイド作家さんの後押しでした」と小林さん 。
最初は苦労もあったそうですが、外部イベントでの声掛けや紹介を通じて「横のつながり」が生まれ、今では出店者が店を打ち合わせに利用するなど、新たな出会いの拠点にもなっています 。
地元の頑張る人を応援したい

次回は、3月21日(土)に開催。今月のみ第3週目のイレギュラー日程です。
今回は占い・イラストカード・お香・体メンテナンス・米粉シフォンケーキと、潤の珈琲の弁当とお惣菜。もちろんドリンクメニューもあります。
「お店のマルシェでは、遠くの人から有名な作家さんを連れてくるというより、子育てしながら頑張っている妙典・行徳・浦安に住む近所の人たちに声をかけています。何かあった時にすぐ戻れるのがいいかなと思って」。
「外に出るからこそ味わえる、つながりの面白さ」

店の外に飛び出し、さまざまなイベントにも積極的に参加しています。
3月初めに開催された「行徳朝イチ」をはじめ、オアシス妙典や国府台の京葉不動産住宅主催のマルシェなど、市内外のイベントに出店。去年入った商工会議所が主催するイベントにも次々参加しています。
「山武市のイベントに出店した時は、店の常連さんが遠いのにわざわざ来てくれたこともあって、とても嬉しかったです。また逆に、知り合ったキッチンカーの人が店に食べに来てくれたこともあります」。
※写真提供 小林さん
「お店の外に出ていくと色んな人に出会え、街中に知り合いが増えて地元の人がどんどんつながっていくことが面白いんです。誰と誰がつながっているというのを知るのも楽しい。お店をやっていなかったら出会えなかっただろうし、ずっと店の中だけにいるだけだったら味わえなかったことです」。

3月22日(土)は行徳駅前公園で開催の「市川行徳わくわくフェスティバル」に出店し、お弁当を販売する予定です。
イベント参加の頻度が多くなっていくことについて、「イベントは続けることが大事だと思うので、やり始めたらとことんやっちゃうんです。予定が開いていると何か入れなきゃいけないような気持ちになって、収拾がつかなくなりそうです」と笑う小林さん。
これからも軽やかなフットワークで、さらに人とのつながりの輪を広げていくことでしょう。
潤の珈琲|店舗情報
住所:千葉県市川市湊新田1-6-15
定休日:月曜定休
営業時間:12:00~18:00
金曜は惣菜販売のみ16:00~21:00(売切れ次第終了)
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