未来を担う若き芸術家を応援
1月19日(月)、市川市文化会館で「第5回市川市文化振興財団 芸術文化奨励賞授賞式」が開催された。
2017年度から始まったこの賞は、市川市にゆかりがあり、目覚ましい活躍を見せる若手芸術家を顕彰するもの。第5回の受賞者は水墨画家の山岸千穂さん。市川市生まれ・在住で、2022年の「市川ゆかりの作家展」への参加や市内中学校での技術指導など地域に根ざした幅広い活動が評価された。
市川市文化振興財団理事長の土橋靖子さんは「市川市内での教育活動、地域貢献が大きく、また作品の質が高く個展などでも評価されている。今後さらに活躍が期待される作家として選出した。『筆が腕の延長として体の一部となる感覚』が重要で、若い頃から書に親しんでいたことが現在の表現力につながっている」と山岸さんを高く評価した。選考委員の嘉藤笑子さんも「選考委員満場一致での選出。書道で培った筆の技術と、伝統技法と若い感性が融合した作品。今後の発展を期待している」と語った。
理事長より賞状と目録が手渡された山岸さんは「子どもの頃から『好きなこと』を追い続けてきた努力を地元で評価されてうれしいです。今後も精進します」と感謝し、「水墨画の魅力は一度で仕上げる潔さと難しさ。その緊張感や集中力が作品の美しさにつながる。『一生勉強、一生青春』という言葉を胸に、制作を続けたい」と今後の抱負を述べた。

▲左から、土橋理事長、山岸さん、嘉藤さん








