公開日: 2025年12月26日

キッチンカー団体と支援協定を締結

行徳新聞
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災害時に温かい食を提供

市川市は大規模災害が発生、またはその恐れがある場合に備え、「市川キッチンカー協会」および「千葉キッチンカー協同組合」と災害時支援協定を締結した。災害時に両団体に加盟するキッチンカーを用いて炊き出しなどを行い、温かい食事を提供することで、避難生活の質の向上を図ることを目的とする。
これに伴い12月13日(土)、市川地方卸売市場で協定締結式が行われた。当日は市場で「いちかわごちそうマルシェ」が開催されており、協会加盟のキッチンカーも出店し多くの来場者が見守る中での式典となった。
田中甲市長はあいさつで「災害時の“TKB48”をご存じでしょうか。トイレ、キッチン、ベッドを48時間以内に整えるという考え方です。これを実現するため、市川市は皆さんと力を合わせ、努力を重ねていきます」と述べた。
千葉キッチンカー協同組合は県内全域および関東近郊で活動し、他自治体とも協定を結んでいる。名田裕之専務理事は「市川市と連携し、防災についても継続的に話し合っていきたい」と語った。また市川キッチンカー協会の亀山大陸会長は「生まれも育ちも市川。地元がピンチのときには全力で駆け付けます」と力強く話した。
式典後に田中市長は出店中のキッチンカーを視察。購入したチキンを味わいながら、来場者との交流を深めていた。

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