「チームのために戦う」をコンセプトに、2年生14人、1年生5人の計19人で活動する市立高洲中学校サッカー部。9~10月にかけて行われた県大会新人戦市川浦安支部予選を突破し、念願の「第54回千葉県中学校新人体育大会サッカー競技」(11月8日~22日)に出場。熱戦の末、見事3位入賞を果たした。
キャプテンとして試合中も率先して声を出し、チームを引っ張った野辺春暁さんは「ハーフタイムなどに監督だけでなく、チームの仲間同士で話し合って士気を高められたこと、自分たちで考えて行動できたことが良かった。県大会出場で、これからは高洲中が警戒されるチームになると思うが、日々努力して次は県大会優勝を目指したい」と意気込む。
指導する小川啓太教諭によると、同部では毎週末行う練習試合で課題を見つけ練習のテーマとし、限られた部活動時間の中で目的意識を持って取り組んでいるという。
今大会の好成績については「支部予選から試合を重ねるたびに成長していくのを実感していました。『自分たちで戦う術を考え、自分たちで行動に移す力』が大きく向上。相手チームの長所を捉えた上で、仲間同士で考え、声を掛け合い、共有し合えたことで失点を抑えることができました」と振り返る。
「目標(県大会出場)に向かって努力してやっと達成できたことは大きな自信になりました。この気持ちを忘れずに今後もチーム全員で努力していきたいです」と野辺キャプテン。
