行徳新聞 
目標はコルティナオリンピック
ISUフィギュアスケートグランプリシリーズ2025第１戦のフランス大会で優勝し、鮮烈なシニアデビューを果たした中井亜美選手（TOKIOインカラミ所属）。第３戦カナダ大会でも３位入賞し、12月に名古屋で行われるグランプリファイナルへの進出も決まった。11月11日（火）、両大会で獲得したメダルを胸に市川市役所を訪れ、田中甲市川市長にその成果を報告した。
中井選手は現在高校２年生。中学入学を機に、練習拠点を新潟から船橋へ移すため市川市に転入、南行徳中学校に入学し、昨春卒業した。会見には３年間担任を務めた大島実教諭も同席し、中学時代の選手について「とても頑張り屋の生徒でした。忙しい練習の合間を縫って、中学生最後の修学旅行に参加していた姿が思い出に残っています」と述べた。
市職員の大きな拍手で迎えられ、市長と大島教諭から花束を贈られた中井選手は、晴れやかな笑顔を見せ「フランス大会は、シニア転向の最初の試合でしたが、思いのほか緊張することなく、楽しんで滑ることができました。グランプリファイナル、そして全日本選手権と試合が続きますが、コルティナオリンピック出場など、さらなる高みを目指して、しっかりと練習を重ねていきたい」と力強く語った。
いちかわ新聞 
