市川市は10月16日(木)、市役所第1庁舎で「令和7年度第1回感謝状贈呈式」を行い、市政の発展や公益の増進に尽力した個人26人と1団体、さらに寄付を行った個人2人と3団体を表彰した。田中甲市長は出席者1人ひとりに感謝状を手渡した。
感謝状を手にしたのは、功労の部の個人では行政相談委員として多年にわたり市民相談業務の充実に努めた伊与久美子さんをはじめ、子ども・子育て会議委員として児童福祉の向上に貢献した田口安克さん、ファミリーサポートセンター協力会員として地域の子育て支援に携わった萩原明美さん、社会福祉審議会会長として活動した岸田宏司さん、環境審議会委員として尽力した石原よしのりさんなど。そのほか、介護認定審査会、交通対策審議会や防災関係の功績者も表彰。
団体では、株式会社フクダ・アンド・パートナーズが千葉ジェッツ公式戦の招待者に応援用品を提供し、スポーツ振興に寄与したとして感謝状を受けた。
寄付の部では、片山のり子さんが防犯カメラを、日水操さんが教育用デジタル機器を市内小学校に寄贈するなど、地域社会への思いがたたえられた。
行政相談委員として長く市民相談業務に携わってきた伊与久さんは、「総務大臣から委嘱を受けたボランティアとして、これからも『ひとりで悩まず行政相談』をキャッチフレーズに、市民のサポートにあたっていきます」と感謝状を前に決意を新たにした。

