公開日: 2025年11月14日

市川市がキャンピングカー㈱と 災害時支援協定を締結

行徳新聞
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キャンピングカーが災害時の強い味方に

市川市とキャンピングカー株式会社(頼定誠代表取締役社長)が「災害時等におけるキャンピングカーの貸渡しに関する協定」を締結し10月23日(木)、道の駅いちかわで協定締結式が行われた。
本協定は、大規模災害の発生または発生する恐れがある際に、市川市の要請に基づき、キャンピングカー㈱が保有するキャンピングカーを優先的に貸し出すというもの。必要な台数を迅速に配置し、災害対応の円滑化を図ることを目的としている。
レンタル事業を主軸とする同社は、全国の自治体と災害時の連携強化を進めており、市川市が協定締結6都市目となる。コロナ禍ではPCR検査室として、また能登半島地震では災害対策本部や報道機関等の拠点として、同社の車両が活用され、大きな注目を集めた。
式典で田中甲市長は「この協定は心強い一歩。災害時の最前線で、的確な対応ができる拠点として活用していきたい。市民の皆さんの安心にもつながる」とあいさつ。頼定社長も「キャンピングカーはレジャーのイメージが強いが、災害時には重要な役割を果たします。万が一の際には迅速に対応します」と話した。
式典後には野外に展示されたキャンピングカーを視察。市長が「想像以上に広くて落ち着く空間。ミーティングにも最適ですね」と笑顔を見せ、頼もしい新たな防災連携のスタートとなった。

 

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