
市川市で暮らす、パパ(父)と、おっか(母)と、ごはちゃん(猫)と、私(武井怜)の日常の、漫画と文章です。
ちょっと気になる「ご近所さんの生活」を、我が家のでよかったら、見てもらえたら嬉しいなと思います。

【第52話】
『おっかのゲームのレベルの話』
おっかは、家にいるときや、どこかに出かけるために、私やパパと、一緒に電車に乗っているときとかに、よく、スマホのゲームをやっています。私は、おっかと、面白いな、と思うゲームが似ているみたいだな、と思います。どうしてそう思うのかというと、私は、おっかに勧められて、インストールしたスマホのゲームをやってみると、いつもおもしろいな、と思うからです。今、私は、おっかが勧めてくれた、棚のゲームが楽しくて、棚のゲームをやっているときに、幸せだな、と思います。私は、棚のゲームを始めると、いつも、次に棚のゲームをできるまでに、待たないといけない回数まで、やり切ってしまいます。つまり、棚のゲームの、ライフを使い果たしてしまう、ということです。そのときに私は、また、棚のゲームをできるようになるときまで、待っているのが嫌だな、と思います。だから、また、棚のゲームができるようになるのを待っている間に、別の棚のゲームを楽しめるように、もうひとつ、棚のゲームに似た、別のゲームをインストールしました。そっちは、焼くゲームです。私は、そのくらい、棚のゲームが好きです。
おっかが、ゲームを勧めてくるときとかに、私はよく、おっかに、今おっかは、そのゲームのレベルがどのくらいか、と聞きます。私は、どうして私がおっかに、ゲームのレベルが、今いくつくらいなのかを聞くのか、理由はわかりません。だけど私は、そのゲームで、おっかのレベルに追いつこうと思っているとか、追い抜こうと思っているわけでないな、と思います。だけど、とにかく、聞きます。そうすると、おっかは、3けたとか、4けたの数字を答えてきます。だから、おっかも私も、レベルの話では、あまり聞いたことのない、とんでもない数字に面白くなって、笑います。
<ご近所さんの生活>エッセイ漫画
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武井 怜
1988年生まれ。現在、両親と猫と千葉県市川市在住。動物、お笑い、海外のコメディ、甘いもの、お相撲などが好き。コミックエッセイ『気にしすぎガール~この世のあらゆる物事に気を遣いすぎる女の日常~』(KADOKAWA)発売中。