公開日: 2025年10月17日

音響、照明も一新した行徳文化ホールI&Iで リニューアル記念イベント開催

行徳新聞
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建築基準法改正に伴う天井改修および音響、照明機器の更新のため、2024年2月より休館していた行徳文化ホールI&I。このほど工事が完了し、今年10月1日(水)にリニューアルオープン。4日(土)には記念イベントが開かれた。
市川市主催の第1部(記念式典)は、第七中学校吹奏楽部の息の揃った演奏で幕を開けた。合唱とダンスパフォーマンスも披露し、ほぼ満席の会場から、盛大な拍手が送られた。
続いて田中甲市川市長があいさつ。「行徳文化ホールは行徳・南行徳発展の象徴です。ぜひここからたくさんの笑顔を発信していただきたい」と話した。


その後、今年4月の世界大会で優勝を果たした市川市の競技チアダンスチーム「★SHINING★PLANETS★」が演技を披露。「行徳混声合唱団」も歌声を響かせ、リニューアルオープンを祝った。
賑やかな迎え囃子によって幕を開けた第2部では、行徳まちづくり協議会主催による「『神輿の町』上映会」が行われた。
『神輿の町』は本行徳五ヶ町例大祭の1年を記録したドキュメンタリー映画。行徳地区での一般公開は今回が初めてだという。主催者の1人としてあいさつに立った峰崎進氏(行徳郷土文化懇話会会長)は「行徳の神輿文化と祭礼は昨年、市川市の無形民俗文化財に指定された。伝統と歴史を誇る神輿だが、それを支える人の姿を描いたのがこの作品だ。ぜひゆっくり鑑賞してほしい」と呼び掛けた。
同作品の監督であり映像作家の上野貴弘氏は「撮影では主に、本行徳1丁目と豊受神社奉賛会の皆さんに多大な協力をいただいた」と感謝し、「ついに行徳での上映が実現して、とてもうれしい」と喜びを語った。
上映会後には、エントランス前のスペースにおいて「神輿揉み」の実演も。ホールの新しい門出にふさわしい勇壮なパフォーマンスに、観客から大きな拍手が起こった。

 

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