公開日: 2025年10月17日

活躍中のアスリートが市長を表敬訪問

いちかわ新聞
  • シェア
  • twitter

競技への思いと成績、意気込みを報告

9月19日(金)、パワーリフティングの伊藤治美選手と、アメリカンフットボールXリーグ(X1 Area)所属「ブルーサンダース」が市役所を訪れ、田中甲市川市長と和やかに会談した。

パワーリフティング 伊藤治美選手

今年7月、姫路市で開催された「2025アジアン・アフリカン・パシフィック パワーリフティング&ベンチプレス選手権大会」で総合優勝した伊藤選手は、5つのメダルを携えて市長を訪問した。
パワーリフティングはウェイトリフティング(重量挙げ)と違い、バーベルを頭の上まで持ち上げない。バーベルを持ってしゃがむ「スクワット」、胸まで付ける「ベンチプレス」、床から引き上げる「デッドリフト」の3種目。3回の試技で挙上総重量を競う競技だ。
この日訪れたのは、伊藤治美選手と、小林弘典トレーナー、中澤悠人コーチ。伊藤選手は、世界21カ国から約700人が出場した同大会の「マスターズ152㎏級」部門で、スクワット110㎏、ベンチプレス55㎏、デッドリフト160㎏の各種目で優勝。総合優勝(トータル325㎏)も勝ち取った。令和5年の香港大会に続き、2度目の快挙。また、「マスターズ1 ベストリフター賞」も受賞した。
「大好きな人たちに日本で試合を見てもらうこと、中澤コーチをセコンドにすること、世界記録の更新、が夢でした。2つは叶ったけれど、世界記録はあと一歩で叶わず、悔しい」と伊藤選手。
5つのメダルを首にかけてもらった市長は「いやー、重いね」と感想を述べ、これまでの健闘を称えるとともに「これからもがんばってほしい」とエールを送った。

アメリカンフットボール ブルーサンダース

市川市に本拠地を置くブルーサンダースは、2022年3月に市川市とスポーツを通じた地域振興・地域貢献に関する協定を締結している。現在2025X1 Area秋季リーグ戦を戦っている。
この日表敬訪問したのは富田基樹ゼネラルマネージャー(GM)、萩原信裕ヘッドコーチ、後藤詩絵里主務、大島崚選手(主将)、ダイモンド・リー選手、チアリーダーのHARUKAさん。
富田GMは、「アメリカンフットボールは選手たちが体を投げ出しぶつかりあって激しく、しかも戦略的なスポーツ。同時にチアリーダーが会場を盛り上げ、選手たちのプレーを応援するエンターテインメントとしても成り立っている」と競技の魅力を語った。
「選手同士がぶつかり合う音はすごいです。多くの人に会場でその迫力を感じてほしい。初めての方でも、選手と会場全体が一体になれる楽しい時間が過ごせます。チアリーダーから『手を叩いて』『レッツゴー!ブルーサンダース!』とか声がかかるので、一緒に応援してください」
それに応え、市長は「いい試合になることは間違いないですね。ぜひ勝ってください」とエールを送った。
秋季リーグ戦は11月30日(日)まで。

  • シェア
  • twitter
The following two tabs change content below.

いちかわ新聞

市川市内で最も地域に根ざした地元情報紙。戸建て・5階建て以上のマンションへ配布。詳細はこちら(明光企画HP)

月別アーカイブ