子どもの健やかな成長を祝う伝統行事の七五三。ライフスタイルの多様化に伴って、お祝いの仕方も家庭によってさまざまだが、どのような形であれ、子どもたちの健やかな成長を祝い、願う機会にしたいもの。今年の七五三について関係者に話を聞いた。
ママパパたちに聞いた七五三エピソードやアドバイス
●七五三の時期が来て、子どもの成長は早いなぁと感慨深いです。これからも元気に育ってほしいので家族みんなでお祝いしたいと思っています。
●祖父母を呼んで食事会をします。神社へのお参りは七五三期間が過ぎてからゆっくりと。
●写真は前撮りで撮影済み。混雑を避けるために平日に予約を取りました。
●ちょっと準備がおくれてしまいましたが子どものことなので今からでも何か準備したい。できれば写真撮影と神社参拝をと考えている。
●子どもに「トイレ」って言われたときにどうすればよいかを事前チェックを。
●上の子は実家近くの神社まで遠出して参拝。親子ともに慣れない場所で疲れ切ってしまった。下の子は地元の神社で心に余裕を持ってお参りしたいと思います。
●祖父母は遠方のため、子どもと私たち夫婦だけで神社へ行きます。
●写真撮影もお参りも、子どものお気に入りのおやつや飲み物は必須。機嫌よく過ごせるといいですね。
清瀧神社
祈祷は事前予約を
お参りは11月にこだわらなくてもOK
神社で七五三の祈祷を希望する場合は事前に予約をしよう。
「神社ごとに人数制限を設けながら祈祷を行っております。ご予約の際にご説明いたします」と清瀧神社の黒川彰吾宮司。
以前は11月15日にお参りする習わしだったが、近年は家庭の都合に合わせて前後の土日や祝日を利用することが増えているとのこと。また、11月や土日などにこだわらず、家族の状況に合わせたお参りを考えてみよう。
「神職が神前で奏上する祝詞の中に『今日乃生日乃足日爾~(きょうのいくひのたるひに~)』という一文があります。これは『その方がお参りするその日が一番良い日ですよ』という意味。お参りをする人の事情に合わせて日にちを決めて大丈夫です」と黒川宮司。
同社では年間を通じて七五三の祈祷を受け付けている。
稲荷神社
豊受神社