『戦争とデザイン』
松田行正/著(左右社)
紹介してくれたのは…浦安市立中央図書館 大竹さん
〈おすすめコメント〉
ヒトラーやスターリン、近年ではプーチン政権によるウクライナ侵攻など、独裁者が差別や侵略を正当化し、民衆を扇動してきた歴史を、「デザイン」という観点からグラフィック・デザイナーの松田行正氏が解説する本。独裁国家のプロパガンダや軍による志願兵を募集するポスター、軍服などを例に、赤、黒など特徴的な色使い、ナチ党などの民族主義的集団が掲げたシンボルマーク、心理的圧迫を加えるキャッチコピーなど、デザインの負の側面を掘り下げています。
デザインは、私たちの使い方次第で正にも負にも作用します。デザインの良し悪しだけではなく、戦時下ではどのような目的に使われたのかにも注目しながら読んでみてください。