「自分でビールを作りたい!」そんな夢を本気で叶えてしまったのが、クラフトビール愛に溢れる釘抜さん。
実は真間小学校正門前にある創業90年「丸屋文具店」の3代目店主でもあります。
真間小学校、市川第二中学校、千葉商科大学付属高校から同大学へ進学した“ザ・市川育ち”。「気づいたらずっと市川に(笑)」その笑顔は地域への愛情に溢れています。
普段は文具店の前に立ち、小学生の登下校の安全を見守ったり、地域活動の運営に関わったり“まるやのお兄ちゃん”として子どもたちからも大人気。
「将来、成長した彼らとお酒が飲めたら楽しいだろうな」「地域の人が気軽に集まれる場所が作りたいな」そんな思いが、ビール造りへの原動力になったと言います。
そしてついに完成したビールは、その名も「えんぴつビール」。
なんと、今は母校・千葉商科大学キャンパス内で採れる蜂蜜を使った新たなビールも試作中。今後は地元の食材を活かした“市川ならではの味”を届けたいと意気込んでいます。
クラフトファンディングで応援を募り、書類の山や機械のトラブル、完成間近のビールが噴き出して工場が水浸しに…そんな苦難を乗り越えて、やっと形になった夢のビール。
現在はクラフトファンディングの返礼品として出荷中。一般販売は7月以降の予定です。
釘抜さんの『市川愛』いっぱいの一杯をぜひ楽しみにしていてください。
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