勝ち抜いた18組が昭和歌謡を熱唱
昭和100年にあたる今年。各地でさまざまな記念イベントが行われる中、江戸川区でも5月10日(土)、昭和歌謡で盛り上がる音楽イベント「えどがわ音楽フェスティバル」が、タワーホール船堀大ホールで開催された。
「音楽でワクワクする江戸川へ」をコンセプトに、「演奏曲は昭和の時代に発表された楽曲のみ」というルールの下、アマチュアバンドに大きなステージで演奏する機会を提供するというこのイベント。
初回ながら99組がエントリーし、音源審査を勝ち抜いた18組が、当日熱いパフォーマンスを披露した。
11時の開演前から多くの観客が来場。応援するバンドの名前が入ったプラカードやうちわを持つ人の姿も見られた。演奏が始まると手拍子に加え、ペンライトを揺らしたり、声援を送ったりと、懐かしの名曲とともにステージと客席が一体となって盛り上がった。
審査員は大阪府出身、江戸川区在住のシンガーソングライターRio氏を筆頭に、プロの音楽家4人と実行委員長の島村和成氏の計5人が担当。各バンドの演奏後には講評が行われ、これからの演奏活動に生かせるような、プロ目線からのアドバイスが送られた。
会場が一喜一憂のため息に包まれた協賛企業による抽選会、そしてRio氏による圧巻のスペシャルステージに続き、クライマックスとなる審査結果発表。最優秀賞はゴスペルグループ「Radish Choir」が受賞。高校生バンドの「Sumzap」 には審査員特別賞が贈られた。
イベントの最後に、来年も同フェスティバルを開催することが発表され、出演バンドからも「ぜひまた参加したい」という声が聞かれた。