公開日: 2025年5月26日 - 最終更新日: 2025年5月26日

全世代に響く、心をつかむ選曲で「ハッピーフェスタ」に挑む─ 東海大学付属浦安高等学校・中等部 吹奏楽部

baychibainfo
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千葉県浦安市にある東海大学付属浦安高等学校・中等部 吹奏楽部は、少人数編成とは思えないほどのボリュームと色彩豊かな音色で、聴く人の心に響くような演奏を目指しています。

千葉県吹奏楽コンクール・高校少人数編成部門では金賞の常連校。2023年には千葉県1位として東関東大会へ出場するなど、確かな実績を誇ります。
現在、部員は高校生32名、中学生17名の計49名。伊藤浩巳先生を中心とした6人の顧問の指導のもと、日々真剣に練習に励んでいます。

「ハッピーフェスタ in 新浦安」への出演は、2023年10月に続いて今回が2回目。今回はどんな演奏を届けてくれるのでしょうか。

「共感できる音楽」を目指して|声楽の知識を吹奏楽に応用!

副部長で打楽器担当の久保田はるなさんはこんな思いを話してくれました。
「入学した時から目指しているのは『共感できる音楽』です。お客さんに楽しんでもらうためには、まず演奏する私たち自身が楽しむことが大切。それを常に意識しています。」
パーカッションは、ソロもあれば全体を支える役割もあり、まさに演奏の“土台”。
責任は大きいですが、それがやりがいにもなっているそうです。

さらに、トランペット奏者で学生指揮者も務める上原叶羽さんは、音に深みを出す工夫について教えてくれました。
「歌うことを練習に取り入れていて、息の使い方や音色のニュアンスを豊かにすることを意識しています」

この取り組みの背景には、統括顧問・伊藤先生の存在があります。
実は伊藤先生、東京二期会に所属する現役のオペラ歌手。声楽の専門家ならではの視点で、「呼吸法」や「口の開け方」など、歌唱から学べる要素を楽器演奏に取り入れています。
その結果、ただ音を鳴らすだけではなく、「どんな音を出したいのか」という一音一音への意図を大切にし、東海大浦安ならではの奥行きのある音楽表現へとつながっているのです。

左から 統括顧問・伊藤先生、久保田はるなさん、上原叶羽さん

誰もが楽しめる選曲で、『ハッピーフェスタ』を盛り上げます!

イオン新浦安ショッピングセンターで開催される「ハッピーフェスタin新浦安」への出演は、今回で2回目。
選曲のテーマは「全年齢層対応」。子どもからお年寄りまで、誰もが楽しめる楽曲を部員たち全員で話し合って決定しました。

「通りかかった方が思わず足を止めるような演奏を目指します」(久保田さん)

「東海大浦安が目指す少人数とは思えない迫力ある演奏を、ショッピングモールいっぱいに響かせたいです」(上原さん)

 

目指すは東日本大会金賞!スローガンは「響心動魄」

東海大浦安吹奏楽部が掲げるスローガンは**「響心動魄(きょうしんどうはく)」**
心を響かせ、魂を揺さぶる演奏を意味します。
少人数編成で挑む「東日本学校吹奏楽大会」での金賞獲得に向け、彼らは歩みを止めることなく前進しています。

 

ハッピーフェスタ当日は、彼らが大切にする「共感できる音楽」が、会場いっぱいに広がることでしょう。道ゆく人の足を止める、心に響く演奏にどうぞご期待ください!

東海大学付属浦安高等学校・中等部
千葉県浦安市東野3-11-1

 

【6/22(日)開催】第9回「ハッピーフェスタ in 新浦安」地元パフォーマンスイベント・観覧無料!

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