公開日: 2025年3月7日

「ぴあぱーく妙典COCO」 オープニングセレモニー

いちかわ新聞
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子どもも大人も地域もうれしい施設が誕生!

市川市妙典こども地域交流館(愛称・ぴあぱーく妙典COCO〈ココ〉)のオープニングセレモニーが、2月22日(土)に開催された。

青空が応援! 
オープニングセレモニー

COCOは、子どもが楽しく過ごせるとともに、子どもを中心に多世代が交流できる、妙典地域の公の施設として誕生。セレモニー当日はオープニングを祝うかのように、澄んだ青空が広がっていた。
セレモニーは交流館1階中央「だんだんひろば」で実施。田中甲市川市長は「皆さんに長く愛され、ここで遊ぶ子どもたちが素晴らしい大人に成長していく、そんな場所になってくれればうれしい。この素晴らしい新しい場所を、存分に活用していただきたい」と述べた。
稲葉健二市川市議会議長は「子どもたちがここで楽しんだ経験を大人になって次の世代へと繋げられるような、核になる施設ができた。子どもたちが1日遊んで体験し、仲間を増やして交流の輪が広がっていくことを、心より願っています」とあいさつした。
設計者の環境建築家仙田満さんは「子どもの生育環境に関する研究をもとに、遊び意欲・運動意欲・学習意欲・交流意欲を喚起する、子どもたちが元気になる空間をデザインしました。子どもたちも大人も街も元気になる好循環の場所になってほしい」と、熱く語った。
テープカットは市川市長と市川市教育長を含む5人で行われた。利用者代表として妙典中学校の生徒も参加し、開館を祝った。
また、お祝いとして、COCOに隣接するセレン保育園の園児20人が、あいさつと「にじのむこうに」の歌を披露。かわいらしいあいさつと元気いっぱいの上手な歌声に、会場からは「いっぱい練習したんでしょうね」という感心する声も。たくさんの拍手が園児たちに送られていた。

妙典中学校の生徒が音楽で祝福

セレモニー後は、開館記念として妙典中学校合唱部と吹奏楽部による音楽会が開かれた。
合唱部はNHK全国学校音楽コンクール課題曲「僕らはいきものだから」など3曲を、吹奏楽部は「マツケンサンバⅡ」など3曲を演奏した。最後は合唱部と吹奏楽部が「ふるさと」をコラボ。会場を包み込む素晴らしいハーモニーが、聴衆を魅了した。
昨年8月に開催された「こども作戦会議」に参加した小学生たちは、「素晴らしい施設ができてよかった」「ヨシタケシンスケさんの本や科学漫画サバイバルシリーズを読みたい」と、夢が叶った喜びでいっぱいの様子だった。
また、施設内には本八幡の飲食店「Yajikko KITCHEN(やじっこキッチン)」が営むカフェ「発酵cafe ココカラエガオ」もオープン。ある家族連れは「赤ちゃん連れでも気兼ねなく行けるのはうれしい。ぜひ利用したいです」と、笑顔で話していた。


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